ケダモノのすすめ
内なる野性にしたがい日々を生きる男の独り言

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ひとくくりといっしょくた

これは「事実」と「真実」の構造と同じくらい大事なこと。

官僚だから
政治家だから
サラリーマンだから
おたくだから
ゲイだから
学者だから
何々人だから
等々

「大体官僚は悪人だらけだ、あいつら全員死ねばいい」
ということを言った人がいた。

それに対して僕は
「あなたは官僚全員に会ったことがあるのか?彼ら全員が死んだとして国の機能はどうなるのか?そもそも日本の刑法で死刑の判決が下されるような官僚をあなたは知っているのか?知っているのなら何故告発しないのか?」
と尋ねてみた。

ひとくくりにする人は何でもかんでもいっしょくたに考えてしまう。
問題がそれで解決するならとうに解決しているはずだろう。

「所属」で人をひとくくりにするのは大変危険である。

僕はほとんどの社会問題は「所属」の問題ではなく「構造」の問題だと考えている。だからネットも含めたメディアリテラシーの問題をコツコツ積み上げているし、地域のメディア力の向上といったことも仕掛けている。

それが社会の構造問題の解決に貢献すると信じているからだ。
そのためには様々な「所属」の人たちの協力がいるし、「所属」を越えた協力もいる。

ひとくくりといっしょくたの危険性を僕は中国に通うようになってから学んだ。それ以前は中国に対して正直いいイメージを持っていなかった。
でも付き合いはじめていろいろなことを知ったし、尊敬すべき沢山の人たちと出会った。北京電影学院の客員教授といっても日本で言うところの名誉教授なので、講義しても何してもお金は出ない。なのに身銭を切って通いながら、いろいろな事業を進めているのは将来の子供たちにつけを回さないためだ。

その後、いろいろな国の人たちとの付き合いが激増し、メディアから流れるイメージからどれだけ我々が「ひとくくりといっしょくた」の罠に陥れられているのかということを知った。(アフリカのイメージもケニアに実際に通いはじめてから変わった)

今、われわれが「ひとくくりといっしょくた」のイメージで外国に対し、対岸から舌を出すだけでは真の未来は来ないと思う。

いろいろな「所属」でそれぞれの立場としての付き合いと、それを越えた人間としての付き合いがあることも知ることが出来たのは大きい。

構造を変えるのは生易しいことではないかもしれないが、我々が「ひとくくりといっしょくた」という悪癖から抜けて、真摯に物事と向き合う時に必ず道が開かれると信じる。

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プロフィール

榎田竜路

Author:榎田竜路
Musician、Glocal Media Producer、真荷舟、Earth Voice Project代表社員、NPO横浜アートプロジェクト理事長、NPO映像情報士協会理事長、北京電影学院客員教授、Rainmaker Project代表、身体感覚技法追求。「野生と感性と知性を一つにして地球の未来に貢献します」

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