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ケダモノのすすめ
内なる野性にしたがい日々を生きる男の独り言

一瞬に永遠を生きる


僕たちの生きている時間は本当に短い。
宇宙の大きさから観たら、瞬きほども無いくらいの一瞬だ。

しかしある時こんなインスピレーションが来た。
「人は三次元に生きているので時間が過去から未来へと流れているように感じる。しかし実際はそれはいわば同時に偏在しているものなのだ」

時間が過去から未来へと流れている世界で生きることに僕たちはフォーカスしているから、得たり無くしたり、生まれたり死んだりすることに一喜一憂する。

だけどそれが同時に偏在しているとするなら、それは我々の存在は無限にそして永遠に刻み付けられたものということになる。

そう考えると普段の生き方も変わってくるかも知れない。
一瞬を永遠に生きる実感を得るためには、
自分に上手に「限定」を用いなければならない。
この「限定」を古来、この国の人々は「型」と呼んで来た。

いつも生き生きとした「型」を追求し、それにはまって生きること。
これが全力発揮ということなのかも知れない

日本の技芸に引退は無い。
経験を重ねれば重ねる程、
年齢を重ねれば重ねる程、
それは磨かれていく。
それは「年を重ねる」ということに美を見出す文化だ。

そういった生き方にヒントがあるような気がする。
そういった働き方にヒントがあるような気がする。
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 独り言

人は死ぬのに何故生まれて来るのだろう?

「父、危篤」の知らせを受けて、急遽鹿児島に来ています。
下二人の子供を連れて行った。
孫に会ったせいか、父は奇跡的に立ち直り、
言葉を話すまでに回復した。

父が少し落ち着いたので、僕の祖母に会いに行った。
僕の末っ子と僕の祖母の年の差は91歳。
それでも宇宙を思えば一瞬にもならない時間なのだろう。

「今を永久に生きる」
これは「この智慧の果てるまで」という真荷舟の歌の一節だが、
病床の父の手を取りながら、「生きる」ということを深々と考えてしまいます。




これは何でしょう?

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仏壇?
鏡台?
宇宙人との交信ツール?

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これは田口製作所のニューカマー!!
ポータブルソーラーシステムです。
http://www.taguchi-craft.jp/cgi-bin/taguchi-craft/siteup.cgi?category=2&page=3

二月のケニア行きの際、これを持っていきます。
バオバブの里「キブエジ」の子供たちの元で働いてもらいます。

rainmakerの主題は森作り。
けれど実践していく過程で明らかになったことは、
ただ森を作るだけではだめだと言うこと。

せっかく育てた木が切られたり燃やされたりしてしまう現実。

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「森作り、教育、仕事」の三つの事業をうまく融合させなければ、
サスティナブルな森作りは成り立たないのです。

そのためにはまず教育の仕組みづくりをきちんとしていくことが必要ということで現地の人たちと意見が一致。

インターネットの環境を整えることで通信教育等の道が広がるという現地の要望もあり、今回のソーラーシステムにつながったのです。

さすが田口社長考案のシステム。
枠に木を採用することによりメンテナンスを容易にし、
万が一壊れたときの修復も現地で行えるよう配慮されています。
このモデルは飛行機でも楽々運べる程の軽量さ!!

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また今回は横浜国立大学の藤原教授と現地入りして、ナイロビ大学の研究者の皆さんとともに粘土団子による播種の科学的データの取得システムを構築してきます。

やっと「科学的データ」を体系的に取得する仕組みを生み出すことができるようになりました。この「科学的データ」があれば説得力を持って協力者を募ることができるのです。

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本気の活動を続けるのは容易なことではありませんが、
一歩ずつ前に進んでいきたいと思います。




子供の体育

とにかく手首足首を鍛えること。
手首足首は生殖器に関係が深い。
生殖器は元気の源。
小さい頃の「体育」が一生の体力を形成する。

歩けるようになったら歩かせること。
ここで親が楽をすることを考えてはいけない。

メンコ、コマ、ヨーヨー、は男子を鍛える。
綾取りはは徹底的に女子にやらせるべし。
これが「体育」である。

もちろん女子がメンコ、コマ、ヨーヨー、をやってもよし。
男子が綾取りをやってもいい。

身体全部をまとめる力を養い、脳細胞を徹底的に鍛えてくれる。
子供の昔遊びは徹底的な人類の「体育」と心得るべし。

新しい体育塾でも始めるか。。



無いもの

鉄砲


とよく言われますが、
なぜか皆さんフォローしてくださいます。
有り難い。

10年

今日は長女の10回目の誕生日。
それは僕が「父親」として10歳になったということでもある。
10年なんて本当にあっという間だった。
無事に元気に育ってくれて本当に嬉しい、有り難い。

「父親になるって一言で言うとどんな感じ?」
と当時尋ねられたことがある。
僕の答えはこうだった。

「自分の生命よりも大切なものとの出会い」

お誕生日おめでとう!!
生まれて来てくれてありがとう!!
お父さんは頑張ります!!

2003年3月19日

に見た夢のことを鮮明に覚えている。

大きな旅客機が海に沈もうとしている。
本当に大きな旅客機で、現存の旅客機のゆうに二倍はある幅で屋根はシースルーになっていてたくさんの人たちが恐怖におののきながら助けを求めている。

なす術もなく見守っているとその巨大な旅客機は海にあっという間に沈んでしまった。

僕はその旅客機が何を示すのかを知っていた。
それは「アメリカ」だった。

妻に揺り動かされて眠りから覚めた。
「Yさんから電話ですよ!」
Yさんは僕にこう言った。
「さっきアメリカとイギリスがイラクに空爆を始めたのよ!!」

僕の見る夢は時々現実になる。

人として

以前いくつかの平和系イベント(?)に参加した際によく耳にした言葉がある。

「憎しみの心をなくして平和な世界を作りましょう!」

言葉としては理解できる。しかしその言葉を吐いた同じ人が、他の団体の人たちをまさに「憎しみ」を持って罵倒しているの聞いて微笑ましかった。

僕は憎しみのない人はもはや人でさえないと思う。
僕の心はたくさんの感情を生み出してくれる。

その中には憎しみや妬み、ひがみ、恐れ、優越感、慢心、虚勢、図々しさ、怠惰等々、それこそ数え上げればきりがない程たくさんの「悪しきもの」たちが住んでいる。

しかしその反面、優しさや思いやり、慈しみ、尊敬、勇気、向上心、我慢強さ、粘り強さ、胆力、前向きさ等々、これまた数え上げればきりがない程の「善きもの」たちもしっかり住んでいる。

これら多様な性質が全部関係し合って、協力し合って僕という生命体を形成し維持してくれているのを強く感じる。言えば、それらはただ一人も欠けることのできない家族のようなものなのだ。

子供の頃、学校で「短所を減らして長所を伸ばしましょう」と教えられた。
当時はそんなものだと思っていたが、今は少し違う。

短所をなくせばそれが支えている長所も消える。

昔、自分の短所ばかりを過剰に意識して苦しんだことがあった。
今思えば滑稽だが当時は真剣だった。それらが僕の「長所」を支えているということ、その逆もまた真と言うことを知らなかった。

要はどこを「向いて」いるのかということだったのだ。
人の心は一度に一つのものしか感じることができない。
矛盾した感情に苛まれるときは、たくさんの感情が非常に細かく次々に発揮されている。だから「同時」に様々な感情がおこっているように錯覚してしまうのだ。これが「迷う」という状態だ。
しかしその場合でもよく観てみると、大雑把な感覚の方向は決まっている。決まっているけど状況を考えると迷ってしまう。

それで僕はいいと思う。
人とはそういうものなのだと思う。
この「大雑把な感覚」が結局力を持つ。
自分をまとめあげる何かが働いている。

僕はこれに従うようになってから、うだうだ迷うことが少なくなった。

憎しみの心を持ったまま人を愛することは可能か?
僕の答えはこうだ。
それは「可能」です。

すべての悪しき心や善き心を動員して、僕の丸ごと全部であなたを愛します。

愛ある限り

皆様、新年明けましておめでとうございます。

昨年はいろいろありました。
きっと今年もいろいろあるでしょう。

いろいろなことを一歩づつ確実に前に進めていきます。
愛をくれたたくさんの人たちありがとう。
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今年は砂漠の緑化を新次元に持っていきます。
実務のプロフェッショナルがたくさん力を貸してくれます。
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昨年思ったこととは、
思いだけでは全然駄目だということです。

思いがあるのは当たり前、それを実現するためのスキルやネットワークがあるのも当たり前。そうでなければ何を言っても戯言に終わるということを身にしみて感じた年でした。

今年は仕事をたくさん生み出します。
言ったことは実現します。
小さい頃育ててくれた祖母の口癖は、
「言ったことを守れんときは腹を切れ」でした。

これは薩摩の女に育てられた男の宿命です。
まだまだ腹を切る前にやらなければならないことがたくさんあります。

愛ある限り、
この智慧の果てるまで、
やり続けます。

一緒に歩く人を待っています。

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プロフィール

榎田竜路

Author:榎田竜路
Musician、Glocal Media Producer、真荷舟、Earth Voice Project代表社員、NPO横浜アートプロジェクト理事長、NPO映像情報士協会理事長、北京電影学院客員教授、Rainmaker Project代表、身体感覚技法追求。「野生と感性と知性を一つにして地球の未来に貢献します」

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