ケダモノのすすめ
内なる野性にしたがい日々を生きる男の独り言

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中心放浪の行方

風邪が治らない。

2月の非人道的なスケジュールと真夏のケニアと日本との気温差に祟られてはっきりしない体調の日が続いている。

それはさておき、
「中心」という言葉についてなんだか考えている。

僕の下腹部にはソフトボールくらいの大きさの鉛のようにずっしりとした感覚がある。まさに「中心」という感じなのだが、この話しをするとその事にとらわれてしまい、これを獲得したら全て大丈夫になると誤解している人がいる事に気づいた。

確かに「中心」を獲得したら全て大丈夫という感じになるのだが、肝心の「中心」を獲得するためには、まず全て大丈夫という状態を作らねばならない(笑)

これは当然、日々の生活や生き方が作っていくものだ。
僕の生き方は所謂「給料取り」のそれではない。
だから人生そのものには計画はたたない。
また、たてたいとも思わない。

自分でありとあらゆる事を考えて行動していく。
僕のような人間にとってそれ以外に方法があるのだろうか?

「もっと物事を整理した方がいい。たくさん抱え込み過ぎだ」
とアドバイスしてくれる人がいるけど、こういった人たちを僕は友好的傍観者と呼んでいる。

「給料取り」でない人間はありとあらゆる縁や可能性との出逢いが生命線となる。何が金や糧を生むか分からない。だから僕はあらゆるものを背負っていくのだ。重荷とも思わない。宝の山と思えば重くない。消えていくものは自然に消える。消えてもまた関係して来る事だってたくさんある。

「中心」の働きとはそういうものだ。
ありとあらゆるものを背負いながら、
しかもそれがしたたかにバランスされながら運動していくこと。

傍観者は抱え込んだものを下ろしても給料は残る(笑)
でも僕たちはそうはいかない。
今抱え込んでいるものから何とか日々の糧を産み出さねばならない。
この差は大きい。

「中心」がうまく機能しているかどうかはやっている事が何とか動いているかどうかで判断出来る。

実際にプロジェクトに「身銭」を切って積極的に参加している人たちがいる。
資金や技能等をプロジェクトの振興のために提供してくれる人たちだ。
何と言っても「現場」に直接参加してくれるのでありがたい。

そういう人たちはどういう風に流れが産み出されるのかという事に直接触れるので、友好的傍観者とは違って僕にもっともっと抱えるように仕向けて来る(笑)

でも僕の方もだんだん鍛えられて来ているので、こう見えても背負い込むものは意外と整理されているのだ。ただ量は半端ないけど。。

「中心」の面白さはそれが機能している時は意識される事が無いという事だ。
中心感覚が消えた時にそれは働いているという事なのだ。

中心とはそういうものなのだ。

「?だから?」という論理構造が機能せず、唐突にそれは成就する。もちろん成就のレベルや質はあるが、とりもなおさず成就する事で次の道が見える。

稽古で中心を感覚する仕方は身につけられるかも知れないけど、それだけでは全然だめだろう。結局は裸一貫で生きるという自覚を持たざる終えないような生き方をするしか無い。

もちろん「給料取り」だってそういう生き方は出来る。
要はスーツを脱いだら「ケダモノ」なのかという事なのだと思う。

いつ首になっても生きのびていけるなら、あなたは「ケダモノ」です。
でも、のたれ死にすることもある事をお忘れなく。
いずれにしてもそういうものなのです。


という訳で最後に中心放浪者の皆さんへアドバイス。

自分をいつもだめだだめだと言っている人。
(弱々しさが図々しい)
いつも人を馬鹿にしている人。
(弱々しさが気に障る)

こういう人はえてして強くなろうとします。
これが間違いのもとなんじゃないかしら。

弱々しさを「面影」や「風情」といった所にまで高めてみたらどうでしょう?
弱いという事は決して欠点だけとは言えないと思います。

僕の言う「ケダモノ」というのは実は自分の弱さを単純に自覚している人たちのことをいうのです。

それが野生なのです。生命の限りない危うさ、脆さを自覚している。野生はその強さの裏に必ずフラジャイルの札がぶら下がり、その弱さの傍らには計り知れない生命の不思議が潜んでいる。

強さと弱さは共存しているのです。
要はどちらを向いているかという事だと思います。

負を生かす。
これが中心放浪者の到着駅の名です。

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プロフィール

榎田竜路

Author:榎田竜路
Musician、Glocal Media Producer、真荷舟、Earth Voice Project代表社員、NPO横浜アートプロジェクト理事長、NPO映像情報士協会理事長、北京電影学院客員教授、Rainmaker Project代表、身体感覚技法追求。「野生と感性と知性を一つにして地球の未来に貢献します」

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