ケダモノのすすめ
内なる野性にしたがい日々を生きる男の独り言

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根拠なきものたち

ここで言う「根拠なきものたち」とは自分の内なる声のことです。


最近、婚活中の女子から相談を受けることが多い。

大半はもう女子という言葉を使えるのかどうか迷う年代の人たちなのだが、
「女子から子が取れたら結婚できるんじゃない?」とか言っても通じぬことが多い(笑)

まぁ、それはさて置き、婚活に必死になっている人たちの話を聞いていると、なんか共通した違和感を持つことが多いのに気づいた。

結婚を難しく考えすぎているような気がする。

僕から言わせれば結婚なんて簡単だ。
結婚相談所に行ったりお見合いしたりして相手を見つけ、婚姻届を出せばそれで済む。

てなことを言い出すと、
「そんな簡単には行くわけないでしょう!!!」
「ちゃんと責任ある生活を築かなければならないんだから!!!」
というような反発を受けることになる。

じゃぁ、どういう結婚を考えているのかと訪ねると、
「条件」の話にしかならない。
年齢、収入、容姿、性格、持ち家の有無、健康状態、等々のことだ。

しかしこれらは随時変化する。
年はとるし、収入も変化する。
容姿もかわれば、性格も多少は変わるだろう。
持ち家は古くなる一方だし、健康なんでどうなるか分からない。

自ら列挙した結婚の根拠となるものたちが、実はすべて移ろい行くものなのだということを彼女たちは知っている。知っていてもそれにすがるしかない。当然不安が残る。だから前に進めない。

もちろんこれは話を極端にしているのだが。。

理想の相手とか理想の結婚ということにこだわるのもいいが、
そういったこだわりが案外、障害になっているような気がする。

結婚なんて、何となくするもんだと僕は思う。
「特に根拠はないのだけど何となく。。この人かなって。。」
という感覚が実は人を一番動かすのだ。

血のつながっていない者同士が、何十年も一緒に暮らしていくことが結婚生活なのだから、「何となく」をよすがにお互いの関係を育てていくしかない。
そりゃ地味なもんだ。

「理想」ほど移ろいやすいものはない。

何となく流されていく感じ。
急流にも濁流にも静かな流れにも、ただ身を任せていく感じ。

結婚なんてそんな頼りないものだと思う。
長く一緒にいればそれなりの愛着も湧く。
子供が出来ればただの男と女だったものが「親」に変身していく。
なかなか凄いと思う。

婚活中の女子に、僕はよく「好み」より「相性」を重視した方がいいよとアドバイスする。

その人と何でも気軽に話せるか?
常識とされているものを棚に上げて一緒に考えることが出来るか?

例えば、
子供を小学校に行かせるのか?
持ち家やマンションを何十年もローンを組んで購入するのか?
ずっと日本で生活するのか?
自分たちの親の介護をどうするのか?
子供達に予防接種をさせるかどうか?
等々。

与えられた情報で形成された結婚観が自分の中にあることに気づき、根拠なきものたちを感じ取る力を養うこと。そしてそれに流されていく潔さを育てることが大事なような気がするのは僕だけだろうか?

流されながら見えて来るものたちを使って、「結婚の意味」を紡い行けばいいと思う。始めに意味や根拠を求めても、それはあくまでも仮説でしかない。

一人として同じ人はこの世に存在しないのだから、一つとして同じ結婚も存在しない。

仮説を証明するために結婚するのも意義あることかも知れないが、僕は見知らぬ場所を旅し続ける方が面白いような気がする。

結婚を科学しても、それこそ意味があるように思えない。
もちろんそれも人それぞれだと思うけど。

しかし僕は今まで生きて来て、科学的に恋に落ちた人を見たことがない。
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プロフィール

榎田竜路

Author:榎田竜路
Musician、Glocal Media Producer、真荷舟、Earth Voice Project代表社員、NPO横浜アートプロジェクト理事長、NPO映像情報士協会理事長、北京電影学院客員教授、Rainmaker Project代表、身体感覚技法追求。「野生と感性と知性を一つにして地球の未来に貢献します」

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