ケダモノのすすめ
内なる野性にしたがい日々を生きる男の独り言

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精一杯のかすれた声

お袋が脳梗塞で倒れるという事件が起こり、18日に慌てて鹿児島に帰った。

お袋はおかげさまで軽症ですんだようだ。
意外と元気だったので一安心だった。
お袋の無事を見届けから19日にローカルサミットの行われる松山に飛んだ。
そして今日、無事仕事を終えて、また鹿児島に舞い戻った。

早速、お袋の病院に顔を出す。
「病院にいると足腰がなえるから早く退院する」という母に半ばあきれながら、心の中に安心感が広がった。

問題は病院で寝たきりになっている父親だ。

毎日、母親が面会に行っていたのに、突然、姿を現さなくなったら心配するだろう。

父には母は検査入院しているということにした。
最近は話しかけてもあまり答えなくなったと母が心配していた。

今日、母の病院のあと、父のところに向かった。
父は眠っていたようだが、僕がそっと近づくと目を開けた。

父が僕に何か言おうとしている。
かすれた声なのでよく聞こえない。
耳を父の口元に近づけて、何度か聞き直した。

ようやく聞き取れた言葉はこういうものだった。

「登美子は大丈夫か?」

精一杯のかすれた声。
その言葉を聞いた瞬間、母のことを気遣う父の真心が僕の中に流れ込んできた。

僕は不覚にも泣けてきてしまった。
なぜだか知らないけれど、その言葉の響きの中に、
深い深い愛を感じたのだ。

父にまた一つ大切な物を教えられた。
親のありがたみを心底感じた。
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プロフィール

榎田竜路

Author:榎田竜路
Musician、Glocal Media Producer、真荷舟、Earth Voice Project代表社員、NPO横浜アートプロジェクト理事長、NPO映像情報士協会理事長、北京電影学院客員教授、Rainmaker Project代表、身体感覚技法追求。「野生と感性と知性を一つにして地球の未来に貢献します」

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