ケダモノのすすめ
内なる野性にしたがい日々を生きる男の独り言

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伝えるから伝わるへ

「伝えたい」ことが「伝わる」とは限らない。「伝える」技術を学ぶ際は「伝わるもの」は何かということをケースごとに掘り下げる必要があります。

常に「事実」から考える。物事の不自然さの中に事実は潜んでいたりする。「ここまでは納得出来るんだけど、どうしてここはこうなんだろう?」というところを掘り下げていく。「推測」はあくまで事実に近づくためのツール。その影響力は結構大きいので取り扱いには十分注意しなければならない。

もっともらしい推測が流布していくと「ムード」が形成されていく。この「ムード」が事実を隠蔽するものなら大問題。「ムード」を読み解く技術はリテラシーの基本だと思います。

僕は北京電影学院の客員教授にされてから映画制作の世界に引っ張り込まれるはめになってしまいました。「門前の小僧習わぬ経を読む」スタイルで映画の制作過程を学びながらいくつか気づいたことがあります。

それは映画づくりはまさに「ムード」作りなのだということです。完全なフィクションに観客を巻き込んでいく演出。映画と観客を同化させていく「ムード」づくりこそ映画の本質なのだと思います。「ムード」を共有する人たちが増えればその映画の収益性が高まります。

映画は虚構なのでみんなが納得ずくで「ムード」を共有することで娯楽性が高まります。しかし現実はそうはいきません。ムードで人は貶められることがあるからです。人を貶めることで娯楽性を高める手法は僕は好きではありません。

「報道の基本は裏を取ること」つまり事実に基づいて情報を発信することだと、ある新聞記者の人が言っていました。これをおろそかにしていると、例え大メディアでも信用されなくなってしまうでしょうね。

ムードが出来ればムードで売れる。売れるムードがあればそれに乗る。そのこと自体は悪いこととは思わない。ただし人を貶めるムードはだめ。元気になるようなムードが好きです。

ムードを上手にプロデュース出来るようになれば、映像プロデューサーとしては一人前です。

「伝えたい」ことを押し付けるのはいいやり方ではありません。
押し付けに対する人のセンサーは高度です。

「伝わる」ことに着目すべきなのです。
それはEmotional Connectionを生み出しImaginetionを賦活します。

「伝えるの」ではなくて「伝わる」ようにすることが大事なのです。

それは例えれば「水道」を引くようなことなのかも知れません。

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プロフィール

榎田竜路

Author:榎田竜路
Musician、Glocal Media Producer、真荷舟、Earth Voice Project代表社員、NPO横浜アートプロジェクト理事長、NPO映像情報士協会理事長、北京電影学院客員教授、Rainmaker Project代表、身体感覚技法追求。「野生と感性と知性を一つにして地球の未来に貢献します」

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