ケダモノのすすめ
内なる野性にしたがい日々を生きる男の独り言

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事実と真実



情報を発信したり受信したりする時に注意すべきことは、
「事実のみを捉える」ということに尽きる。

その「事実」から自分の都合と感情を交えて抽出されたものが「真実」で、
これは人によって異なった情報として創られる。

「真実」はエッセイとか映画とかに描くべきことで、
報道として発信すべきことではない。
というのが僕の立場だ。

僕はアジアの映像教育機関の連携を進めている中でこのことを学んだ。
学生たちは徹底的にこの「事実と真実」の違いとその伝え方を学ぶ。

どこで?
いつ?
何が起こったのか、起こっているのか?

それは僕にとってある種の衝撃だった。
「お前がどう感じるかより事実をそのまま伝えること」がいかに重要で、それを誤ったばかりにどれだけ悲惨な事態を招く可能性があるのかということを歴史から徹底的に学ぶ。映像技術というものは世界に対し大きな影響を与えるものなのだから当然だ。

「事実」を共有した上で「私はこう考える」「私はこう思う」ということを明らかにしていかなければ結局力を結集しきれない。
事実は真実よりもはるかに共有しやすいものなのだ。
だから事実を共有出来ればそれだけで力となるのだ。

今のようにネットが発達した環境では、特に映像情報の扱い方は慎重にすべきである。

立場や環境によって「真実」は異なる。
この原理をうまく利用してコントロールしようとする人たちがいることを忘れてはならない。彼らは私たちの「心」の性質を利用して力を分散させることに巧みだ。

その映像に映っているものが何も事情を知らない人たちにどういう影響を与えるかということにまで思いを馳せる必要がある。

興味がある人は「真実」に集うことができる。
だけど本当に力を結集したければ興味のない人たちと「事実」を共有することから始めるしかない。

何かをなそうとする人は、自ら事実と真実を混乱させることを徹底的に排除しなければならない。
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プロフィール

榎田竜路

Author:榎田竜路
Musician、Glocal Media Producer、真荷舟、Earth Voice Project代表社員、NPO横浜アートプロジェクト理事長、NPO映像情報士協会理事長、北京電影学院客員教授、Rainmaker Project代表、身体感覚技法追求。「野生と感性と知性を一つにして地球の未来に貢献します」

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