ケダモノのすすめ
内なる野性にしたがい日々を生きる男の独り言

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食うためのSATOYAMA

ケニアで食うためのSATOYAMA作り、始めます。

里山とは本来、生活の基盤となるものなので、
そういった意味では「食うための」という前書きはいらないはずだが、
最近は遊びや自然保護や情操教育等で使う森のことも「里山」と呼ばれているようなのでわざわざ「食うため」という表現を入れている。

生態系と共生することで人の全生活が完結するシステム。
これを今の世に再現するのは大変だ。

国内でも最近はいろいろなところに呼ばれて、その現状を学ぶ機会が急速に増えて来た。現実の日本では第一産業だけで「里山」を実現出来るところは限られてくる。そう言った意味で直接、「食う」=「第一次産業」だけでの「里山」ではなく情報や金融まで含めた新しい多次元産業の融合による「SATOYAMA」を構想し、実現していくことが重要になってくると僕は考えている。

普段、情緒的なところで語られることの多い「里山」について、「食う」という観点に集約して考え始めたのはやはりケニアでの緑化事業をはじめてからだ。

あそこには仕事がない。
しかし国際的な貨幣経済の中に組み込まれているので現金がなければ生活出来ない。

森林減少も人の営みと密接につながっている。
ガスや電気のインフラがないので薪が唯一の燃料となる。

「昔に戻せばいいのよ」と簡単にいう人達が今も回りにいたりするが、
「どうやって?」といつも僕は聞き返さざるおえない。

そう、確かに昔はみんな自然の中で生態系と共生して暮らしていた。
僕の子供の時でさえ、鹿児島の祖母の家での生活は豊な生命の大合唱の中で暮らしているようなものだった。それが田んぼの水路がコンクリートになってからその地域の気配が一変した。何かが大きく不自然なのだ。

しかしだからといってそれだけの理由で行政にコンクリートを引っぱがさせることは出来ない。テムズ川の上流のようなナチュラルな護岸工法を導入させるだけでもそのプロセスは膨大だ。

生態学、教育、心理、農業経済、生物多様性、有機的分野に関するファンドの創出、地域おこし、安全保障、観光等々の様々な分野からの説得力あるデータを構築し、それを指数化し、さらに世論を醸成するためのメディア戦略を推し進めながら、地元の政治家や抵抗勢力等も上手に巻き込みながら進めていかなければならない。

金も手間も時間もかかる。
ただ情緒的な理由からだけは誰も動いてはくれない。

話がそれた。


現在、ケニアで現地住民が「食い」ながら森林育成にもつながるビジネスモデルの調査を進めている。現地での信頼出来る人材探しからのスタートだったのだが、やっと現地の森林の専門家と組むことが出来そうになった。
これを軸に現地の体制をリニューアルしていく。

ここまででも大変なんです。


今、第一次産業を中心に、流通までが分かるビジネスの専門家が必要です。
「是非、協力したい!!!」という専門家の方がいらしたらご一報ください。

まず勉強会から始めたいと思います。
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プロフィール

榎田竜路

Author:榎田竜路
Musician、Glocal Media Producer、真荷舟、Earth Voice Project代表社員、NPO横浜アートプロジェクト理事長、NPO映像情報士協会理事長、北京電影学院客員教授、Rainmaker Project代表、身体感覚技法追求。「野生と感性と知性を一つにして地球の未来に貢献します」

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