ケダモノのすすめ
内なる野性にしたがい日々を生きる男の独り言

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手ごたえ

「中が動く」ことの面白さに気付くと、
自分の感覚で生きることが楽しくなる。

それは「手ごたえ」といってもいいかもしれない。
この「手ごたえ」は誰に評価されるべきものではない。
まさに自分自身の感覚だ。

自信とはこの「手ごたえ」の積み重ねのことだ。
人から与えられた「意味」に生きることをやめて、
自ら生きることに意味を与えていくと、この人生は急に明るく軽やかになる。

先日、行った石川の松任に中川一政美術館のあることを聞いて早速足を運んだ。
真鶴の中川一政美術館には元気が欲しい時によく行った。
私は中川翁の作品が好きである。

松任は非常に文化度の高いところで、
俳句も千代女の関係で盛んなようだ。
広い空の下、松任駅のすぐそばにその美術館はあった。

大きめのギャラリーといった規模のその美術館に真鶴から貸し出された見慣れた作品とともに飾られた初めて見る作品達。

それらの前に立つと私の中がいろいろな動きみせる。
美術館を出る頃にはなんだか山登りをし終わったような壮快な気分になっている。

それはそれは素晴らしい手ごたえだった。

そのあと金沢の21世紀美術館に行った。
そこの作品群はアイディアも面白く充分楽しめたが、
中川作品のように複雑かつ有機的に「中が動く」というのとは違った印象だった。
それはそれで面白いのだがまた見たいと思うようなものは少なかった。

タレルの部屋が一番よかったかな。
天井が真四角に切り取られていて、空の変化を楽しむことができる。
切り取ることで、ただ空を見上げるのとはちがった感覚を味わうことができる。

友人と二人で壁の下部全面にしつらわれたベンチに座り,少し斜めになった壁にもたれて一時間程佇んだ。

時々カラスや小さい鳥が飛んでいく。何故か彼らの一生懸命さが伝わって来たり。次第に夕暮れに近づく空に一瞬たりとも立ち止まることのない宇宙の息吹を感じたり出来て幸せだった。この時の「中の動き」は中川一政の作品に対した時と同質だった。

その「手ごたえ」は私たちを幸せにした。
その「手ごたえ」は私が何者なのかを指し示している。
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プロフィール

榎田竜路

Author:榎田竜路
Musician、Glocal Media Producer、真荷舟、Earth Voice Project代表社員、NPO横浜アートプロジェクト理事長、NPO映像情報士協会理事長、北京電影学院客員教授、Rainmaker Project代表、身体感覚技法追求。「野生と感性と知性を一つにして地球の未来に貢献します」

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